Introduction
10進数から16進数に変換する方法を説明します。
やり方を覚えてしまえば変換は簡単に行うことができます。
変換方法は10進数を2進数へ変換する方法が元となります。不安な方は先に下のリンク先をご覧ください。
10進数を基数変換する時は、変換したい基数で割り算していくと覚えておきましょう。
ひたすら16で割り算していくよ
10進数から16進数に変換する方法
では、やり方を説明していきます
例として下の10進数を16進数に変換してみます。
(56)10
10進数を2進数に変換するには、下の3つの手順を踏みます。
- 10進数を16で割り算して、余りを右側に記入
- 割り算の結果が「0」になるまで割り算を続ける
- 右側に記入した余りを下から順番に並べる
では、順番にやってみましょう。
まず、割り算するための線を引きます。
そして常に「16」で割り算して、結果を下に記入します。
今回の場合は、
56÷16=3
ですね。
大切なのは次の作業。
余りを右側に記入します。
56÷16=3 余り・・・8
となります。
最後の答えが「0」になるまで、ひたすれこれを繰り返します。
今回の場合は、次の割り算であっさり「0」になりました。
3÷16=0 余り・・・3
余りの「3」を記入して。
最後に余りを下から並べましょう。
これが16進数へ変換した答えとなります。
今回は「38」が変換した結果です。
16進数なので、「さんじゅうはち」ではなく「さんはち」ですね。
割り算が得意だと早くできそうだなぁ
手順に慣れるためにもう一つやってみましょう。
今度は、(194)10を16進数に変換してみます。
まず、線を引いて、
最後が「0」になるまで「16」で割り算して余りを右に記入していきます。
最後が「0」になるまで繰り返します。
※16進数は桁が少なくても大きい数値を表現できるので、割り算の回数は少なくて済む場合が多いです。
16進数に変換するので、「10」からは「A」に変更しましょう。
今回の余り「12」は「C」に変換して、下から並べます。
今回の答えは(C2)16です。
ひたすら16で割っていく。これがポイントですね。
練習問題
◎ 各問題をクリック(タップ)すると答えが出てくるよ
暗算が得意だと早くできるね