Introduction
10進数から2進数に変換する方法を説明します。
2進数 → 10進数 | 10進数 → 2進数 それぞれの変換を覚えておくと、他の基数変換でも使えますよ。
この場所を学習する前に、2進数を理解しておく必要があります。
下のリンク先で説明しています。
やり方は簡単みたいだよ
10進数から2進数に変換する方法
2進数を10進数に変換するには、2の累乗を計算していきます。
逆に10進数を2進数に変換するには、「2」で割り算していきます。
では、早速変換方法を説明していきます。
例として下の10進数を2進数に変換してみます。
(10)10
※2進数の表記方法や、2進数そのものの意味を知りたい方はこちらを先にご覧ください。
10進数を2進数に変換するには、下の3つの手順を踏みます。
- 10進数を2で割り算して、余りを右側に記入
- 割り算の結果が「0」になるまで割り算を続ける
- 右側に記入した余りを下から順番に並べる
では、順番にやってみましょう。
まず、割り算するための線を引きます。
そして常に「2」で割り算して、結果を下に記入します。
10÷2=5 ですね。
大切なのは次の作業。
余りを右側に記入します。
※常に「2」で割るので、余りは必ず「0」か「1」になります。
今回は綺麗に割り切れて余りはなしなので「0」を記入。
また「2」で割って、余りを右に記入します。
5÷2=2 余り1 ですね。
後は、ひたすらこれを繰り返します。
2÷2=1 余り0
そして、答えが「0」になるまで繰り返します。
答えが「0」になったら、右側の余りを下から順番に並べましょう。
これが10進数に変換した結果となります。
本当かな?
2進数から10進数へ変換し直してみると・・・。
うん。確かに「10」に戻りました。
割り算が得意だと早くできそうだなぁ
手順に慣れるためにもう一つやってみましょう。
今度は、(61)10を2進数に変換してみます。
まず、線を引いて、
ひたすら「2」で割り算して余りを右に記入していきます。
答えが「0」になるまで、ひたすら繰り返します。
そして、余りを下から順番に並べて記入すれば変換終了。
どうでしょうか。
何回かやってみると、自然とやり方に慣れてスピードアップしていきますよ。
練習問題
◎ 各問題をクリック(タップ)すると答えが出てくるよ
変換方法を暗記しておこう